知っておくと得をする「子育てエコホーム支援事業」徹底解説 豊橋の伴工務店

子育てエコホーム支援事業が始まります。
前回のこどもエコすまい支援事業の後継として新設されました「子育てエコホーム支援事業」の 概要が発表されました。
２０２３年１２月時点で分かっている範囲で情報をまとめてみましたので参考にしてください。
子育てエコホーム支援事業の対象者は？補助金を受ける為の契約時期や工事時期など などお伝えします。
・子育てエコホーム支援事業とは？
子育てエコホーム支援事業は２０２３年１１月１０日に令和５年度の補正予算案の閣議で決定され 採択・公開されたこどもエコすまい事業の後継になる補助金事業の事です。
補正予算案では２１００億円と前回のこどもエコすまい事業よりも４００億円多く確保されていますね。
こどもエコすまい事業は半年ほどで予算がいっぱいになり受付終了になりました。
活用を検討されている方は事前に情報を得ておく事が賢明ですね。
・子育てエコホーム支援事業の補助金額は？
補助金額は取得する建物により異なります。
長期優良住宅認定の建物の場合…１００万円/戸
ZEH住宅の場合…８０万円/戸
上記以外にも床面積が５０㎡～２４０㎡という基準もありますので極端に小さかったり、大きかったりする 建物は注意が必要です。
それと市街化調整区域で土砂災害警戒区域、浸水想定区域に家を建てる場合は補助金が 半額になりますので注意が必要です。
・いつから申請できるのか？
子育てエコホーム支援事業はまだ採択・情報公開された段階ですので交付申請はまだ先になります。
国土交通省の資料によると２０２４年１月中旬から工務店などが事業者登録をして、施主様の交付申請は ２０２４年の３月下旬ごろから予約申請・交付申請が開始されそうです。
・子育てエコホーム支援事業を受けるための条件は？
子育てエコホーム支援事業を受けるための大きな条件は以下の３つになります。
１．子育て世代又は若者夫婦世代であること 前回のこどもエコすまい支援事業とへんこうはありません。
子育て世帯とは…令和５年４月１日時点で１８歳未満の子供さんがいる世帯になります。 前回のこどもエコすまい支援事業からの違いは令和６年３月３１日までに工事着工する人は令和４年４月１日 時点で１８歳未満の子供さんがいる人も対象になるということです。
若夫婦世帯とは…令和５年４月１日時点で夫婦どちらかが３９歳以下の世帯になります。
こちらも前回のこどもエコすまい支援事業からの違いが有ります。
令和６年３月３１日までに工事着工する人は令和４年４月１日時点で夫婦どちらかが３９歳以下の世帯も 対象になるそうです。
２．長期優良住宅またはZEH住宅を取得する事 取得する建物の建築規定になりますのでここでの詳細の記載は控えさせていただきます。
ただ長期優良住宅とZEH住宅の申請では補助金に差額が２０万あります。
新築される時にほとんどの方が住宅ローンの借り入れをし、住宅ローン控除を受けられると思います。
その住宅ローン控除にも前者は５００万、後者は１０００万と控除額が引き下げられています。
（※ただし若者世帯もしくは子育て世帯にかぎり２０２４年入居の場合もローン控除を減額はない）
補助金額やローン控除の減額額をみると長期優良住宅認定の住宅の方がZEH住宅より有利に思えますが 其々の認定取得のための費用は前者の方が一般には高いと思いますのでその辺は注意が必要ですね。
３．対象期間内に一定の工事内容に着手していること 契約の時期に関しては前回のこどもエコすまい支援事業と同様言われていませんので大丈夫と思われます。
着工時期の方が重要です、特に前回のこどもエコすまい支援事業を受けれなかった方も対象になる可能性が有ります。
前回のこどもエコすまい支援事業の受付が終了したが着工はまだしていなかったケースです。
分かりにくいところでもありますので当てはまる方は建築会社に相談してみてください。
子育てエコホーム支援事業の申請期限や条件は次のようです。
申請期限…２０２４年１２月３１日まで、ただし予算がなくなり次第終了
申請条件…基礎工事が完了していること、補助金額以上の工事出来高が完了していること。
よく予算はいつ頃までありそうか？と言われますが正直分かりません(;^_^A 個人的には前回のこどもエコすまい支援事業時のことを考えると８月～９月頃には予算がいっぱいになるかな、 という感じですかね。
ですから子育てエコホーム支援事業の活用をお考えの方は早めの申請をしておいた方がいいですね。
前回のこどもエコすまい支援事業の時と同様、交付申請予約もできるようですからね。
（予約するには一定の条件が有ります、予約の有効期限もあります。）
子育てエコホーム支援事業の完了報告期限もあります。
完了報告…新築戸建ての場合は２０２７年７月３１日
かなり猶予はありますが完了報告をしないと補助金はもらえませんので注意が必要です。
子育てエコホーム支援事業申請が始まる前に情報を抑えておいて上手に活用してくださいね。

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