気密性能
今回は、気密性能についてお話しします。
気密性能C値(シーチ)は、実際の建物で気密測定した数値で表しています。家の隙間がどれくらいあるかを測定します。
気密性能が低いと空気が漏れて適切に換気が行われません。
では、C値をどのくらいの数値が求められているか?
1999年時にはC値5.0㎠/㎡以下とありましたが、現在は基準は削除されています。
だた基準はなくなりましたが確実に実施するよう明記されています。
例えば、100㎡の家のC値が1.5㎠/㎡の場合、およそはがきサイズの隙間が空いていることになります。
一般的には、C値 が1.0㎠/㎡以下(約10cm四方の隙間)であれば、適切に換気できるレベルとされています。
弊社ではそれ以下を基準に施工しています。
表し方は単位相当隙間面積=総相当隙間面積÷実質延べ面積で表します。
上記(弊社実施のお家では34㎠÷143.46㎡=0.24㎠/㎡となっています)
弊社では、今までの実績(2009年~2021年3月時点で89棟)で平均0.36㎠/㎡となっています。
気密性能を確保するには、家全体の隙間をなくし、壁や天井等の工事の工夫が必要です。
また隙間だけでなく、湿気も通さないような工夫も必要になります。
いくら断熱性能が良くても隙間だらけでは、冷暖房効率や換気効率も良くありません。
気密性能を高めることで、換気がスムーズに効力を発揮し、断熱性能により温度を一定に保つことができ、
冷暖房能力も、少ないエネルギーで効率よくまわすことができるのです。
是非断熱性能と一体に考え、換気が適切に行われる家づくりを優先に検討していただくことをお勧めします。
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