快適とは。
暑くもなく寒くもないイイ季節になってきました。
先日「快適」についてのお話しになり復習を兼ねて。
単純に寒くない、暑くないということとも言えるのですが・・・
それは断熱性が良くなくてもエアコンなどを利用すれば実現できるとも言えます。
ただし、断熱性の良くない(よく見かけるアルミサッシペアガラス
程度の住まい)ですと エアコンであったかくなっても、
足元が寒い、床が冷たいという状況になりがちです。
その主な要因が サッシの断熱性も含めた、住まいの断熱性が
低いということです。上記の住まいですと、家から逃げる熱の70%が
窓からと言われます。冬はサッシからの冷気がどんどん来るので
部屋の上のほうはあったかくても足元が暖まらないということになり、
そのため床暖房が必要、みたいな話になったりするのですね。
もう一つがすき間風になります。いくら断熱材が壁の中に入っていても
気密性が悪い(すき間のある)家は、別の言い方をすれば窓を少しだけ
開けていることと同じです。超高性能な断熱材の家でも意味が半減して
しまうのがお分かりいただけると思います。
という事で、断熱(断熱材だけでなく窓も)を良くすることと
気密を良くすることはセットです。どちらかだけでは不十分です。
さらに、快適というのは室温だけではないは経験上なんとなくおわかり
かもしれません。それは難しい言葉でいうと輻射熱というものです。
常に感じているのは、太陽の直射光を受けて暖かいと感じるというもの。
室温とは関係ないのは寒いときに外で陽にあたると暖かいと感じることや、
火に手をかざすと暖かいと感じることです。
室内では感じにくいモノですね。ただし、断熱性の悪い住まいで
体感したことがあるのは、例えば夏、室温はエアコンで下がっているのに、
暑いと感じることは経験があるのではないでしょうか。
その原因として断熱性が悪いと天井や壁の温度が低くないので天井や
壁から輻射熱を感じているのだと思います。
そのため余計にエアコンの温度を下げたくなり、とても冷たい空気が
体にあたったりして体の一部が冷えて不快という現象です。
このことからも 断熱性が重要なことがわかりますね。
ちなみに寒い輻射熱もありますよ。長くなるのでまた次回。
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